糖質制限ダイエットの危険性

花の便りが各地から届き、小鳥のさえずりもひときわ美しい今日この頃、皆様お元気にお過ごしでしょうか。今回は一大ブームを巻き起こした「糖質制限ダイエット」について調べてみました。

「糖質制限ダイエット」では、米等の主食を抜いた分のエネルギーを補う為、肉等の「たんぱく質」「脂質」の摂取割合を増やします。“肉ならいくら食べてもいい”なんていう説もあります。

しかし、日本糖尿病学会の門脇孝理事長は「炭水化物を総摂取カロリーの40%未満に抑える極端な糖質制限は、脂質やたんぱく質の過剰摂取に繋がる事が多い。短期的にはケトン血症や脱水、長期的には腎症、心筋梗塞や脳卒中、発がん等の危険性を高める恐れがある」「現在広まっている極端な糖質制限は、糖尿病や合併症の重症度によっては生命の危険さえあり勧められない」と指摘していました。

糖質制限によって、たんぱく質の摂取量が増えると、体内で発生したアンモニアを解毒・代謝する為に、肝臓がフル回転で働くことになり、毒素も出るので腎臓にも負担がかかる為、内臓疲労に繋がります。

また、脂質の摂取量が極端に増えれば、脂肪が蓄積してしまい、体重は減っても体脂肪率は上がってしまう場合もあります。動物性脂質の摂り過ぎによるコレステロール値の上昇を招き、動脈硬化の原因にもなります。

血液にも悪影響が及びます。健康の為には血液は弱アルカリ性に保たれていなければなりませんが、過度な糖質制限をすると、血液が酸性に傾いてしまいます。すると血液は元の弱アルカリ性の状態に戻そうと、骨や筋肉からミネラルを持ち出して、その結果、骨量や筋肉量が減るリスクに繋がります。また血液の酸性は酸化であり、酸化=老化の原因にもなります。

その他にも、脳や体に必要なエネルギー源を不足させ続けることにより、体温の低下、生理不順、便秘や肌荒れ、頭痛、集中力低下、めまい等が起こります。

これらのことから、糖質を極端に制限し、安易に糖質や炭水化物を悪者扱いしたダイエット法は、体にとっては危険だと思いました。定期的に続けられる運動を取り入れ、高タンパク質・高脂質が多い欧米化の食事を見直し、和食を中心にした日本人らしい健康的な食事を取り入れることが、ダイエットへの近道ではないでしょうか。

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