「梅雨だる」を吹き飛ばそう!

山々の緑が、雨に打たれて色濃くなる季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。この時期は、肩こりや腰痛がひどくなったり、だるい気分が続いたり…。何かと不調を感じやすい「梅雨だる」の季節ですが、なぜ、梅雨に体の不調を感じやすくなるのでしょうか。

■低気圧

梅雨時の大気は低気圧配置になり、大気が低気圧になると、体は副交感神経が優位に働くようになっています。副交感神経は、緊張をほぐして体を休ませる神経なので、体がお休みモードになり「だるい」「やる気が出ない」と感じてしまいます。また、低気圧が続くと「ヒスタミン」という炎症物質(発痛物質)の分泌が多くなり、肩こり、片頭痛等がひどくなる場合があります。

■気温の寒暖差

雨で気温が下がったかと思うと、翌日は真夏のような暑さになったり、同じ一日でも昼と夜の気温差が激しかったり…。このような気温差は、体にストレス・ダメージとなり、疲れやすくなります。

■湿邪(しつじゃ)

高温多湿のこの時期は、汗をかきにくく、水分を皮膚からうまく排泄できずに、体内に水を溜め込んでしまい、体が冷えやすくなり、体温を下げ、代謝が悪くなります。これが引き金となって消化器系に影響をおよぼし、だるさや食欲不振、消化不良、下痢や便秘を引き起こしやすくなります。

このような「梅雨だる」の予防や改善には、起きている時は交換神経が、休んでいる時は副交感神経が、優位に働くようにすることと、体内の余分な水分を排泄していくことが大切です。

そのためには…

朝起きたらカーテンを開けて光りを浴び、体内時計をリセット。雨や曇りでもカーテンを明け部屋を明るくしよう。

雨でも室内でできるストレッチや筋トレを毎日の中に取り入れよう。

お風呂は、半身浴やぬるめのお湯にゆっくり浸かり、体の芯まで温めよう。

心地よい睡眠を心掛けよう。梅雨時期特有の寝苦しさは、暑さと湿度の高さです。エアコンや除湿器をうまく使おう。

食事は、利尿作用と発汗作用のあるものを摂り入れよう。夏野菜は体を冷やす食べ物が多いので、葱や唐辛子、生姜等の薬味やスパイスを組み合わせよう。

さあ「梅雨だる」を吹き飛ばして、「令和」の幕開けを、楽しく元気に過ごしていきましょう。

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